雪見、月見、花見。

ぼーっと考えたことを書いています。

2012-12-01から1ヶ月間の記事一覧

暮れましてお疲れ様でした!

ということで、なんと今年も早いもので最終日ですね。 一年の計は元旦にありといいますが、計画することと同じぐらい大事なのが振り返ることだと思います。 大晦日ほど振り返りにちょうどいい日もないですし、かるーく私のこの一年を振り返ってみたいと思い…

仕事が無ければ仕事を作ればいいじゃない ~公共事業は社会を救う?~

労働豊作貧乏シリーズ「仕事がなければ仕事を作ればいいじゃない」章の続きです(シリーズ目次は右のサイドバーに作っちゃいました)。 「仕事のための仕事」の増殖が民間での雇用対策(というより自然反応)ですが、公の対策と言えるのがご存知「公共事業」…

仕事が無いなら仕事を作ればいいじゃない ~市場のコンビニ化作戦~

「労働豊作貧乏シリーズ」続きです。 前回までの「労働豊作貧乏」シリーズ記事 ①過労死するほど仕事があって、自殺するほど仕事が無い - 雪見、月見、花見。 ②今、社会が労働豊作貧乏時代になっているワケ - 雪見、月見、花見。 (コラム)第三次世界大戦は既…

結婚という重すぎるコンテンツ

この間、年下の女の子とご飯を食べに行ったんですが、その時に結婚についてのトークになりまして。 彼女は言いました。 「結婚したくなくはないんですけど~、もうちょっと遊びたいというか。せめて後数年は結婚せずに遊んでたいです」 ・・・。 「あんた、…

異論を見たら、まず答え合わせ

【Diary】異論の持つ力 - Sakak's Gadget Blogの記事に触発されまして。 このたび、相変わらずの悪い癖で、人様のブログコメント欄でウニャウニャと語ってしまったのですけれど、「異論」を排除しようとする人たちが多いというのがやっぱり気になるんです。…

労働革命の時代なんですかねぇ

ちょっと体調不良でもあり、ベッドの中でゆるゆるしていたところ、 ものの値段が安すぎる! - 24時間残念営業 を拝見して、それに対する 「ものの値段が安すぎる!」のは当然の帰結、とマルクス先生は仰った も拝見して。 どちらもブコメがすごい反響で、…

過剰な労働力供給には神様も手が出せない!? ~市場原理の誤算~

早いもので明日が総選挙ですね。 今年は、中国が共産党大会していたり、アメリカで大統領選やっていたり、日本の総選挙の後で韓国も大統領選が控えていたり、とても政治が動いた一年でした。 さて、そんな世界各国どこでも選挙にあたって議題になるテーマが…

Art of Life

――人生は彫刻みたいなもの どこかで聞いたのかもしれないし、どこかで読んだのかもしれません。 ただ、いつ私の中に生まれたのか分からないこの言葉ですが、きまって悩んだ時に私の前に現れます。 ◆ 芸術に明るくない私でも美術館に行ったことはあります。 …

日ハムの大谷選手獲得に見る、「いいひと」がモテない理由

日本ハムが「大リーグに行くって決めてるんですっ!」って宣言していた大谷選手を、交渉の末、日本ハムへの入団を決意させたそうです。 大谷、やっと笑顔の日本ハム入り表明 (サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース いえ、私は全然野球見ないのですけど、ド…

「働かざるもの食うべからず」の呪縛 ~ブラック会社?いいえ、ブラック社会です~

労働豊作貧乏のお話の続きです。 前回までのあらすじを振り返りますと、 ・「過労死するほど仕事があって、自殺するほど仕事が無い」という日本の労働環境の惨状はつまり「労働力が余っている」ということ。 ・労働力が余ってきたのは人類が長年かけて行なっ…

第三次世界大戦は既に始まってるのかも ~産業と戦争の関係と歴史~

前二回に渡って「労働豊作貧乏」についてのお話をしてきました。まだこの問題についての議論の続きはたんまりあるのですけれど、今回はちょっと脱線です。 前回、文中で「第二次世界大戦は工業の戦争でした」と、サラリと述べましたのですが、この「産業と…

今、社会が労働豊作貧乏時代になっているワケ

前回の続きです。 過労死するほど仕事があって、自殺するほど仕事が無い - 雪見、月見、花見。 前回は「過労死するほど仕事があって、自殺するほど仕事が無い」という文に象徴されます私たちの労働環境の惨状は、結局は労働力が余り過ぎている「労働豊作貧…

過労死するほど仕事があって、自殺するほど仕事が無い

朝起きてテレビをつけたら、「ブラック企業」について特集をしていました。 折しも、就職活動が解禁になって、日本維新の党が「最低賃金基準廃止」を掲げたり、ちょうど労働に関しての議論が活発になってる時期のようです。 私も自身の経験から社会の労働環…