雪見、月見、花見。

ぼーっと考えたことを書いています。

11月は好きなブログを告白する月

最近、寒いなー、寒いなーと思っていたら、間もなく12月じゃないですか!

2013年も残すところ1ヶ月しかないなんて、まだ今年は海で泳いだり、花火大会に行ったりしてないのに・・・。(だいぶ手遅れ)

 

・・・というわけで、11月が終わる間際に、やろうやろうと思ってたアレを書き逃げしておきます。

 

そう、今月流行りました「11月は好きなブログを告白する月」イベントです!

 

このイベントにより、なんと、私にも告ってくださった方がいらっしゃいまして。(id:onsentamago-ga-tsukurenaiさん、id:mitchie2333さん、ありがとうございました!!)

ここは私も告らんとあかんなぁと思っていたのですが、節約シリーズなどにうつつを抜かしているうちに、もう11月が終わりかけておりました。

アブナイアブナイ。

 

 

というわけで、私の好きなブログを告白しますと。

 

(チェコ好き)の日記(チェコ好き)の日記

 

好きです!

 

・・・って、普段からこのブログでよく言及もしてますし、バレバレなのですけれど。(/ω\)

 

でもやっぱり「(チェコ好き)の日記」が今の私の一番ということで、改めての告白です。(他のブログの皆さんごめんなさい!みんな好きなんですけど、ここは心を鬼にして・・・; )

 

一番というのはほんとに一番でして、実のところ私がブログを始めたきっかけであった(そしてチェコさんにとってもきっかけであったそうな)「ちきりんの日記」も私の中では超えてます!

 

チェコさんのブログ、昔から面白いなーと思っていたのですけれど、最近の記事はとみに洗練されている気がします。

興味深く考えさせられるテーマでありながら、文章は重くならず非常に読みやすくって、 すっきりとまとまっていて、口当たりが爽やかなんですよね。

ほんと、雪だるまっぽい誰かさんのブログと正反対です・・・(いつもすみません;)。

 

例えば、直近のこの記事。

 

おいしい書評の書き方 - (チェコ好き)の日記おいしい書評の書き方 - (チェコ好き)の日記

私はよくこのブログで、書評のような感想文のような、得体の知れないものを書いています。*1そんな中で先日、内田樹の『村上春樹にご用心』を読んでいる途中で、書評に関...

 

この記事の「書評の書き方」なんて、実に難しいテーマです。書いてるうちにすぐにホンワカパッパになってしまったり、下手なことを書くと「何言ってんだ!」と「エライ人たち」から怒られたりしかねない危険なテーマのはず。

 

でも、これをチェコさんはうまく料理して、読んだ人に自然に「書評書いてみようかな」と思わせる、それこそ美味しい記事に仕上げてしまっています。

 

まず、引用から入り、抵抗感を感じさせない自然な導入。「おいしい書評」という魅力的なキーワードの下、読者は気づいたら記事の中に取り込まれてしまっています。

 

続いて、箇条書きでいくつかテクニックの提案。ライフハック記事などでおなじみの形式ですけれど、よくあるライフハック記事のように押し付けがましくなく全く嫌味を感じさせません。しかもそれぞれのテクも月並みでなく、誰もが「なるほどー」と思わざるをえない良質なもので厳選されています。

 

最後に、テーマの「書評の書き方」を、「人」についての思索に丁寧に広げつつ、綺麗に締めています。ただのテクニック紹介記事ではありえない、非常に温かい読後感です。

 

・・・なんか、もう、記事の完成度が高すぎて。

 

 

そして、チェコさんは御存知の通り「アート」な方。

ブログもそれを持ち味として、なかなか他では見られない個性的な記事をいっぱい書かれています。

ヤン・シュヴァンクマイエルさんとか、カラヴァッジョさんとか、私がこれまで生きてきた世界では全然知る由もなかったアートな人たちがいっぱい登場します。

 

人生からきしアートに縁が無かった私は、「パラキス」でアートな人たちに取り囲まれて動揺する主人公のように、アートと言えば今までは「うわー、芸術系の人たちだ・・・(コソコソ)」と遠巻きに見る感じでした。

 

でもチェコさんによる彼ら芸術家の解説は、これがまたとても面白いんですよね。

私もアートのアの字も全然知らなかった素人なのに、すっと引き込まれてしまいました。

 これも、「おいしい書評」のように、読者が自然にその世界に入れるように配慮されたチェコさんの丁寧な記事作りの賜物でしょう。

 

ともすれば、自分の専門領域の解説って、難しく固く語りがちです。

例えば「16世紀、○○派のなんちゃらの作品でー、この色彩の表現方法が、うんたらー・・・かくかくしかじか――で素晴らしい作品です」とか言われると、素人的には「知らんがなー」ってなるところを、チェコさんは

 

カラヴァッジョの絵のどこがいいかというと、ずばり、

きたねぇところです。

 

-この人知ってる? 劇的、天才、強烈、破天荒、波瀾万丈の画家 カラヴァッジョ! - (チェコ好き)の日記

 

これですからね。

いきなり「きたねぇ」って・・(笑)

 

でも、これでスッと敷居が低くなるというか、「えっ、きたないってどゆことー?」って自然に興味を持ちやすくなりますよね。

それで気づいたら読者はすっかり魅惑のカラヴァッジョワールドに招待されちゃってる寸法。

ほんと上手いです。

(ヤン・シュヴァンクマイエルさんの紹介も、お肉が踊ってる動画から入りますしね・・・)

 

 

 私がブログをやってて楽しいなと思うのは、普段知らない世界が見られること。

リアルで何気なく生きてると、どうしても「家族」とか「友人」とか「同じ職場・業界の人」とか、良くも悪くも「自分に似た世界」の人たちとしか会わないじゃないですか。「知ってる世界」「価値観が同じ人たち」の中で閉じちゃうというか。

 

でも、ブログやってると色んな人が色んな事書いたり、やったりしてるから、色んな世界に開かれてる感じがして、ほんと楽しいんです。

その中でも、チェコさんはこんな風に特に上手に「私の知らない世界」を見せてくれるから、すごく嬉しい存在なんです。

 

 

チェコさんはまた読書家でもあり、いつもすごい量の本を読まれているようです。

そこから来る知識の引き出しの多さも、記事を読んでいてすごく感じます。

それでいて、あくまで固くならず、ユーモアも的確に挟んでくるからあなどれないんですよね。いつも笑わせてもらってます。

 

 

言うなれば、チェコさんはアートと人文を司る「アート型ちきりんさん」という感じがします(ちきりんさんは対照的に露骨にマーケット型の人なので)。

だからもう私の中でチェコさんはちきりんさんと肩を並べる存在――というか、最近では超えちゃった感じなんですよね。

 

 

・・・あっと、ベタ褒めしすぎでしたでしょうか。

ちょっと照れますね、これ(^_^;)

 

ともかくも、そんな感じで、私は「(チェコ好き)のブログ」が好きなんです♪

 

以上、告白でした!

 

 

 

・・・あ、そうなると、私のブログは「((チェコ好き)のブログ好き)のブログ」になるのかも(笑)

 

 

 

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P.S.

思いのまま書きなぐってしまい、チェコさんに怒られないか心配ですが・・・(^_^;)

 

今後も応援しています~!