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雪見、月見、花見。

ぼーっと考えたことを書いています。

好きっていいなよ。

 

 

――前回のあとがき的な形で

 

 

 

 

前回、「好きなもんは好きでいいじゃん」的なメッセージを込めた私ですけれど、実際はそんな格好良いことは全くないんです。

むしろ、いつもいつも、好きなものや好きな人を「好き」ってはっきり言えないようなそんな臆病者でございます。

だから、多分前回は、自分自身に言い聞かせてるような、そんなメッセージでもあったんだと思います。

 

 

 

           ◆

 

 

 

「好き」を「好き」って言うのって、何でこんなに難しいんでしょう。

「嫌い」というのも簡単じゃないですけれど、やっぱり「好き」よりは言いやすい気がします。例えば、「誰かが嫌い」って言うのなんて、その誰かがそこに居なければ、居酒屋の愚痴大会なりどこでなり、けっこうみんな言っています。

でも、「誰かを好き」って言うのは、その誰かがたとえそこにいなかったとしてもちょっと勇気が要る行為に思えます。

 

人だけじゃありません。

趣味でこういうことをやってるとか、どの本が好きだとか、どの曲が好きだとか、自分の「好きなモノ」に関することもやっぱりちょっと照れてしまう時があります。

 

自己紹介や履歴書で、ほんとに好きなモノを隠して、とりあえず無難な趣味にしといたなんて経験、私だけでしょうか?

 

 

だから、好きなモノをはっきり好きって言える人にはすごく憧れてしまいます。

多分、そういう人は自分のこともとても好きでいられてるんだと思います。

 

 

 

           ◆

 

 

 

英語の「好き」にあたる「Like」にはもうひとつ「似ている」とか「~みたいな」という意味があります。

 

でも、どうして「Like」にはこの「好き」と「似る」って2つの意味が一緒になったのでしょう?

 

 

この解釈の1つに「類は友を呼ぶ」説があります。

人間自然と自分に似ているものを好きになりやすいから――そういう解釈です。

 

うーん、なるほど、日本のことわざにもありますし、確かにそうかもしれません。

ちょっと検索してみても、多くの人がこの説を支持しているようです。

 

 

ただ、天の邪鬼な私はちょっとだけ違う説を持っています。

だって、冷静に振り返ってみれば、自分と似てない人やモノを好きになることもけっこう多いですよね。この点では「類は友を呼ぶ」説だけではちょっと納得いかないところがあります。

 

 

だから、私はこう思います。

 

 「好き」ってことは「好きなモノ」と自分が一心同体になること

 

つまり――

 

 好きになったら(Like)、それはもはや自分の一部で、

 自分と同じようなもの(Like)になるってこと

 

です。

 

 

たとえ、その好きなモノがもともとは自分と似ても似つかないものであったとしても、好きになってしまえばもはや自分そのものなんです。

 

 

 

たとえば、「好きなモノ」を人にけなされた時、バカにされた時、私たちは怒りを覚え、悔しさに涙をにじませます。

 

それはどうしてですか?

 

だって、その「好きなモノ」はもはや自分自身だからです。

「好きなモノ」を辱められるのは、そのまま自分自身が辱められることに等しく感じられるんです。

だから悲しいし、だから辛いんです。

そうでしょう?

 

 

前回も書いた通り、好きになるということは、ほんとうに自分自身で、自分の感性で、自分の基準で、無条件に、何の理屈もなく、ただただ好きになってしまう、そういう行為だからです。

いくら理屈でグループ分けをして解析をしていっても、好きなモノが好きな理由は揃いません。

そんなのは全部後付けなんです。

 

「好きなモノ」には、その人自身の魂が、心が現れているんです。

 

 

だから、「好きなモノ」を好きって言うことは、つまりは「自分はこういう人です」と主張する行為です(なので、自己紹介に取り入れられます)。

 

 

でも、私なんかは「好きなモノ」を「好き」って言えません。

 

 「好きなモノ」を受け入れられなかったらどうしよう。

 けなされたら嫌だな。

 

ずっと、そう恐れていたんです。

 

 

それはつまり、自分に自信が無いからで、

自分に自信が無いから、「好きなモノ」にも自信が持てない――

 

 

多分、そういうことなんです。

 

 

 

           ◆

 

 

 

日本人はシャイな民族と言われます。

確かに、外人さんが容易に「愛してるぜ、ベイベー」なことを言えるのに対して、日本では旦那が全然「愛してる」って言ってくれないことが家庭不和の一因になってたりします。

でも、多分愛情が本当に薄いってわけじゃなくて、本当はお互いに好きなのに、恥ずかしがって言いにくいだけなんだと思うんです。

 

 

そして一方でまた、日本人は自分に自信を持てない民族とも言われます。(参考

他の国の人達からは高く評価されてても、何だかいつも「自分たちなんて…」と妙に卑屈、そんな感じのようなんです。

 

 

 

日本人が「好きなモノを好き」って言えないこと、

自分に自信が持てないこと、

 

私にはこれらは同じことを意味しているように思えるんです。

 

だって、好きなモノ(Like)と自分は、同じようなもの(Like)なんですから。

 

 

 

 

 

 

だから、今どんどん元気がなくなってる日本人が自信を取り戻すには――

 

「好きなもんは好き」

 

多分、普段からこれを勇気を出して言ってみる、それが初めの一歩になる、そんな気がしています。

 

 

 

そうやって、自分に自信が持てるようになったら、

自分がもっと好きになれたら、

 

今、好きなモノも

そして、好きな人たちも

 

きっと、もっともっと、好きになれるはず

 

そしたら、今度はさらにもっともっと、自分のことも好きになれるはず

 

 

そう、 私は思います。

 

 

 

 

 

 

というわけで。

 

 

そこのあなたも

好きっていいなよ。

 

 

 

――ほら、だって、日本を救うためなんだから、理由としては十分でしょ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

P.S.

あぁぁぁ、あとがきなはずなのに長いですね・・・・(´・ω・`)

 

 

好きっていいなよ。 1 (デザートコミックス)

好きっていいなよ。 1 (デザートコミックス)

えぇと、すみません、挙げてはみたものの、実は読んだこと無いという・・・(反則!?)

きっと読みます!

 

 

Candlize

Candlize

この中の、

"Life's like a love song"

私の大好きな曲です♪

 

 

 

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