雪見、月見、花見。

ぼーっと考えたことを書いています。

J・P・ホーガン著「未来の二つの顔」――人と機械の未来は共栄?戦争?

「秋の夜長は読書とブログ」のお題とのことで、今日は最近読んだ小説について書いてみようと思います。 ⇩作品はこちら 未来の二つの顔 (創元SF文庫) 作者: ジェイムズ・P・ホーガン,山高昭 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 1994/11 メディア: 文庫 購入…

日本社会に欠如してるのは「生産性の概念」じゃなくて「時間感覚」

私ごときが大御所のお二人に並んで意見をあげるのもアレなのですけれど、ちょっと気になる議論だったので。 「生産性の概念の欠如」がたぶんもっとも深刻 - Chikirinの日記 「生産性の概念の欠如」はなぜ起こるのか - 脱社畜ブログ 先日から話題のこの2記事…

人は愚痴をこぼす生き物

何を隠そう、私は愚痴を言うのも聞くのも好きな愚痴星人です。 生きていれば誰しも、理不尽な目にあったり、イライラする時があったり、納得出来ない物事があったりするじゃないですか。 例えば、「どこからでも切れるマジックカット」が切れなかった時、こ…

人の生命が奪われる物騒な国「日本」

日本は安全な国と言われます。 もちろん現実には国内でも痛ましい殺人事件が時折発生しており、それに目を背けてはいけませんが、海外に比べればまだまだ安全な国というのは共通の認識でしょう。 海外旅行に行く際になって、急に治安への不安が重くのしかか…

よい上司をもったことがある私から

できる上司をもったことがない君へ! - ICHIROYAのブログ 僕は会社からドロップアウトしてしまったが、組織に属していて良いことのひとつは、素晴らしい上司に恵まれて、その薫陶を受けることだろう。しかし、残念ながら、素晴らし... ICHIROさん(id:yumejit…

私がブログを書くようになって気づいたこと、変わったこと

この度、id:aniram-czechさんが目標を達成されたそう。 目標PV到達記念! 『(チェコ好き)の日記』の行方は…… - (チェコ好き)の日記 突然ですが、この『(チェコ好き)の日記』というブログは、2013年9月の月間PVが、6万PVをこえました!実は私、2013年中に…

「普通」と付き合う方法

普通に仕事して、普通に結婚して、普通に子供作って、普通に生活できたらそれでいい。でも無理。全部上手くいかない。自分のせい?世の中のせい? ―― 普通に生きることが難しい時代 引用・・・というか全文ですが、先日こんな記事を読みまして。 ええ、「普…

「ブクマ」が壊すブログの平穏

※今回は、心のトラバとして。 はてなには、有名な「はてなブックマーク」というサービスがあります。(リンク) ブラウザの基本機能のようにお気に入りのページを個人的にローカルに「お気に入り」に入れるのではなく、「お気に入り」をネット上で公開しみんな…

ワーキングマザーを悩ませる「病児保育問題」

私の同僚には新米ママさんがいます。 とても真面目で優秀で人柄もよくて、と非の打ちどころがない人材だったので、出産後仕事どうするのかなーと心配していたのですが、幸い、お子さんを日中は保育園に預けることができて、今まで通りフルタイムのまま(残業…

ボツ記事お片づけ

わーい。 実は、私の上半期の一大プロジェクトが無事この度成功裏に終わりまして、久々に一段落した感じになった今日このごろです。 もう疲れたー。もうがんばれないー。 そんな燃え尽き症候群の中、もう腑抜けでグダグダな雪見がお送りしています。 ええ、…

ふわふわ、ぷかぷか。

2020年オリンピックが東京に決まりましたねー。 私はてっきりマドリードになるかと思っていたので、東京になって驚いています。 私はスポーツが苦手なので、オリンピックと聞いてもあまり思い入れはないのですが、思いの外、喜んでしまっている自分がいます…

「脱社畜の働き方」を読みました

皆さんもご存知、はてなブログの気鋭「脱社畜ブログ」を書かれていますid:dennou_kurageさんの著書「脱社畜の働き方」が本日発売されました!(パチパチパチ) 『脱社畜の働き方』が発売されました - 脱社畜ブログ 脱社畜の働き方~会社に人生を支配されない3…

「婚外子」相続格差違憲判決問題を考える

婚外子相続格差は違憲=「家族形態は多様化」―民法規定めぐり初判断・最高裁大法廷 (時事通信) - Yahoo!ニュース 昨日、「婚外子(非嫡出子)」と「夫婦の子(嫡出子)」の遺産相続分の格差を定めた民法の規定は違憲であるとの最高裁判決がなされました。 …

私のテーマソング

――「好き」は口ほどにモノを言う つまり、「何を好きか」は「その人を表す」と、ちょっと思っています。 もちろん全部は分からないけれど、少しはその人らしさが出るのかなーと。 好きっていいなよ。 - 雪見、月見、花見。 ――前回のあとがき的な形で 前回、…

I am a ghost.

私は写真に写るのが苦手。 鏡を見るのも苦手。 写真嫌いの人によくある魂が抜かれるから嫌というのではなく、むしろ魂が映ってない気がするから。 映っている人物を見ても、それが自分であるという実感が無くて、着ぐるみの中にでも入ってるような感じがして…

優しくなんかないのに

※愚痴っぽい更新です。 私は人当たりがいい方らしい。 曰く、物腰が柔らかくて、話し方も丁寧。 曰く、フレンドリーで、ユーモアもある。 曰く、上司・同僚など周囲にも気を配り、ちゃんと後輩の世話も焼く。 曰く、怒ってるところを見たことがない。 なんだ…

なぜ人は努力するのか

「あなたは努力が足りない」 とか、 「私は大変に努力したので、成功できました」 とか、 そんな自分や他人の努力を量るような言葉たち。 人の努力の量をさげすんだり、自分の努力の量を誇ったりする言葉たち。 そんな言葉を目にする度、耳にする度、私は何…

差別が生む悲劇

差別というものはすごく悲しいもの。 人が人を見る時に、その人全体ではなくて、その人の一側面のみを一瞥しただけで、扱いを決めてしまう。 ブランド品だから良いものだろう。 聞いたこと無い安物だから悪いものだろう。 まるで、そんな、ラベルを見て物を…

ブログという趣味

プロになるわけでもないのに何で趣味に打ち込んでるの? 趣味というものはこの世に無数にありますけれど、趣味が趣味であるための最低必要条件って「やってる本人がそれをやってるだけで楽しめること」でしょう。 まあ、楽しくもないのにやってて、「これが…

「子どもを持たない」という選択 ~The Childfree Life~

"The Childfree Life" 何気なく読んだTIME誌のこの特集が興味深かったです。 ネットでも少し読めます。 The Childfree Life | TIME.com 日本でも「少子化!少子化!」と叫ばれて久しいですが、アメリカでも出生率の低下が進んでいるんだそう。 本文によると…

「世界」と「世界」がぶつかる時

最近、話題の「冷蔵庫tweet騒動」。 皆様もおそらくご存知の通り、コンビニや飲食店などのアルバイトの人たちが、食用の冷蔵庫の中に入ってみたり、食品をかじってみたりした「悪ふざけ」の写真をtwitterでアップして、「けしからん」ということでネット上で…

宿題のありがたみ

今週のお題「宿題」 とのことで。 そういえば、気づけばもう8月も8月で、子どもたちは夏休み真っ盛りなんですねー。 夏休みと言えば、花火に、スイカに、海に山と、楽しいものがたくさんですよね。でも、そこに影を落とすのが、大魔王「宿題」様。多くの子ど…

もう一つの名前

今週のお題「名前」 とのことで。 実は、少し前にすでにハンドルネームの由来についての記事は書いているのですが、せっかくなので「名前」についてちょっと続きを。 前回ご紹介した「雪月花」という3点セットが好きなので、という理由はもちろんそのままな…

民主主義は衆愚政治になる運命?

選挙が近いですねー。 私は当日は予定が詰まっていてバタバタなのですが、一応何とか投票には滑り込めそうです。 投票といえば、民主主義の風物詩。私達が民主主義国家に住んでるということを最も実感できる瞬間です。 さて、そんな私たちが当たり前のように…

裏切られたい欲

前回の記事で「計画なんて外れるもの」みたいな言い方をしましたけれど、私が「計画なんて当たらないから適当で良い」と思っているかというと、そうではないんです。 私も、計画するからには頑張ってこうなるんじゃないかって予想はしますし、計画が外れると…

準備をすること、計画すること

自慢になるのかどうか分からないですが、私は「準備が良い人間」なんだそうです。 「要領が良い」と言う方が通りがいいかもしれません。 確かに私は、「だいたいこんな感じでやればちょうど上手くいくかなぁ」「多分、こういうところがトラブルになりやすそ…

出会いと別れ

別れというものはいつも悲しい。 でも、いくら避けたくても別れというのはどうしても来てしまう。 生まれた時からいつもそばに居てくれたような家族も、いつかは顔を合わせる最後の日が来る。 毎日バカ話でふざけあった親友や同級生も、厳しい指導をしてくれ…

選挙の投票率を上げる方法

※本日は打ち上げ後でベロンベロンの雪見がお送りしております。 先週末には都議選がありましたね。結果はどうあれ、来月の参院選の前哨戦ということで各党総力戦となったことが話題になりました。 そう、思い返せば大騒ぎだった衆議院選挙もつい半年前。 何…

書評:ちきりんさん著「未来の働き方を考えよう」

ちきりんさんの新刊「未来の働き方を考えよう」。 早速、読みました。 未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる作者: ちきりん出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2013/06/12メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 思えば、ちきりんさん…

なんで英語を採用基準にするの?

グローバル化というものでしょうか。 採用基準に英語の能力を求める企業が多くあるようです。 就活だけでなくTOEFL必修化などと言って大学受験でも英語の要求水準を高める動きが活発です。 でも、私は不思議なんですよ。 なんで英語を採用基準にするんだろう…